相場は全て正しいようで常に間違っている話【トレードの考え方Vol.15】

まさとです。

今回も確証バイアスについてお話ししていきたいなーと思います。

結構、日常にめちゃくちゃあって、
自然に出ていることで特に被害のないことも多々あるので見逃しがちではありますが、
トレードにおいて、または重要な判断をする局面において、
その判断基準に影響を及ぼし、あとになって「冷静な判断ができなかった」とかってなる可能性もあることなので、
必ず意識しておいた方が良いでしょう。

ということで、まずは問題です。

今から、とある数字の並びを見せますので、
その法則を当ててみてください。

2→4→6

ここで、あなたに2回だけ、
上記のような3つの数字を言ってもらって、
それがその法則に合っているかどうかを教えますので、言ってみてください。

と言われた場合に、どんな数字を想像しますか?
考えてみてください。

10→12→14?
1→3→5?
22→24→26?

いろいろ考えますよね?
そこで思うのが、「2ずつ上がっていく数字が法則なのかな?」っていう。

ただ、その中で、こんな感じで考えた人はいますか?

1→8→50

まぁなんでもいいんですけど、他にも、
1→2→3
140→685→112345

こんな感じで本当になんでもいいんですけど、
めちゃくちゃ適当な数字が思い浮かんだ人はいます?

その時に、その質問をもししたら、
その答えは「法則通りです」なのです!

答えとなる法則は「上がっていく数字」。

これ、さいころマンチカって漫画で見た内容で、めちゃくちゃおもしろかったんで覚えているんですけれど、
確証バイアスってのは、自分が思ったことの確証を取っていくってことなので、
2→4→6っていう、2つ上がっている数字を見た時に、「2つずつ上がっていくってことだ」と思い、
その確実な証拠を取るために、「2つ上がる」というパターンを何度も確認してしまうってことなんですけども、
そもそも2→4→6を見た時に、その法則がそもそも「そうである」というのはわかっていることでもあるので、
1つは2つずつ上がる数字をもうワンパターンやってみてもいいですが、
それ以外に「奇数で3つずつだとどうか?」とか、「めちゃくちゃな数字だとどうか?」とか、
そういうところを探った方が良いですよね?っていう話なんですよ。

僕はこれ、おもしれーって思ったんですけど、
これが良い悪いじゃないんですよ。そういう思考が結構あるよーってだけの話で。

じゃ、これが生活のどういうところで出てしまうのか?
また、この「その他のパターンを探る」という癖がどういうところで役立つのでしょう。

例えばです。
人間同士、相性っていうのはありまして、どうしてもウマが合わない人っていますよね。

それ自体、間違いではありませんし、良し悪しでもない。
その人にはその人の、僕には僕の、合う人たちがいるし、合わない人もいる。

僕は、暴力は嫌いです。
正直、子供をこづくことは時々あります。
軽めのビンタとか、軽めのゲンコツとかなんですけど、本当たまーにあります。

ただ、たまにいますよね。
征服欲が満たされるからなんでしょうか。大した意味もなく怒って暴力をふるう人。
嫌いなんですよ。

で、僕はそういう人が嫌いなので、そういう人と付き合う必要がありません。
だから、付き合わなきゃいいんです。以上です。

っていう話なんですけど、たまにいませんか。
本当にそれが好きならしょうがないんですけど・・・
絶対にそれ好きじゃないでしょう?っていう人いませんか。
殴られていても離れられない人。

うーん。ちょっとセンセーショナルな話題なんですけど、
僕、そういう人ってちょっと損じゃないかなぁって思うんですよ。
だって、それされてもなんの意味もないですもん。

脳のホルモン的な話をするとですね、痛みというのは不快なので、
それを緩和するためのホルモンを分泌するんです。
それが「エンドルフィン」とか「ドーパミン」とかって言われるホルモンだったりするのですが、
それには鎮痛効果と同時に「多幸感」とか「達成感」とか、気持ちの良い感情を作る効果があるんです。

つまり、痛みを感じると逆にそういうホルモンが出るから・・・
っていう状態って、ぶっちゃけあります。

ただ、まったく同じことを、食事の時にやることができます。
簡単です。激辛な料理を食べることです。
辛味は痛みなので、痛みを鎮痛するために同じくホルモンを分泌します。
すると、ストレス発散になるんです。
体にアザを作らずとも、ストレス発散はできるんです。

だから、それをされる意味がないって僕は考えるし、
そんなことなら・・・っていう代替案を今みたいに提案もできるんですが、
でも、こういう話を聞いた時に、何を考えるのか?っていうところで、
おそらく、傾向としてあるのが、

「過去良かったこと【だけ】を思い返す」

っていう状態なんです。
良かったことを思い出すのはいいんですけど、
同時に「悪かったこと」も思い出すべきです。

それを比べてみれば、痛いこととか、外見にアザを作るとか、圧倒的にダメだと思います。
自分を美しく保ってくれないような人と付き合う必要があると、痛みを通して感じるのなら、辛いもの食ってください。

っていう話ではなくて(笑)、
良かったことだけを思い出す状態が「確証バイアス」ってことです。

これはねー、人それぞれ考え方があるので、僕が個人的にそう思うだけっていうところの話もありましたが、
要は、良い情報だけを見つけるって、よくないんですよ。

例えば、ホストに狂っている女性とかね、
めちゃくちゃお金使って、その後待っているのはウシジマくんの世界ですよね。
で、それで絶対に良いっていうのならいいんだけど・・・
僕的にはもったいないんじゃないの?って思うわけです。
お金が。
嗜む程度にした方が良いんじゃない?っていうね。

この時、狂うくらいにお金を使って、借金をして、体を売る仕事をして、
その仕事自体に否定的な考えは一切ないけれど、
ただ、それをずっと続けることは難しいだろうし、
今、若いうちにその先のことをイメージしておくのって大事だよねって思うんですが、
そういう話を例えば、その人にした時に、その人は僕の話を聴きながら、

「だけど、あの時はこうだった」とか、
「あなたにはわからない良いところがあるの」とか、
考えているのだとしたら、それは確証バイアスなんですよって話です。

ちょっとね、ウシジマくん見返したりとかして、そんなことを考えたりしてしまったわけですが、
何かこう、おせっかい承知で言いますが、なにかにこう「抜け出せない人」みたいな、
そういうのは確証バイアス的な思考になってる可能性ありますよってね。

当然、逆もありますよ。

悪い情報だけを探す人・・・いません?
めっちゃいます。

また、悪いことばかり話す人、人の悪口ばっかり言うひと、
いわゆるマイナスな発言ばかりする人、それでいて「自分はちょっと人とは違う考え方をしていますよ」的な雰囲気の人(笑)。
いませんか。

それ、確証バイアスの可能性ありそうです。
悪いことしか見ないと、良いことが見えなくなるので、あたりまえですが、損です。
逆に、悪いことなのに、良いことしか見えないと、実際には悪いことなので、損です。
悪くないことで、かつめっちゃ良いことが、あたりまえですが、得です。
そうしたいですよね。

だから、バランス感覚というか、どちらもちゃんと見て、総合的な判断を常にできると良いよねっていう。
さすがにね、その後に自分が選ぶ道はね、それはもう自由だし、もはやバイアスではなく「意思」とか、「哲学」とかって話になってきます。

その前の状態、何か決めたことが、本当に純粋な決め方なのか?っていうことです。
ちょっと、偏ってないかな?って考えてみたりすることがとっても大事です。

何度も言いますが、良し悪しではないんですよね。
僕にとっては・・・っていう内容もありますが、別に悪いとは言いません。
ただ、何が悪いのかって言えば、偏った情報だけを探す、または囚われる状態は強いて言えば悪いとは思います。

じゃ、トレードでいうのなら、
「勝てる」という確証バイアスに陥ってしまったら、
勝てる情報だけを探すので、負けていても勝てると思ってしまうってことです。

一番良いのは、損切りすることなんですけれど、勝てるってバイアスがあるんだから、損切りなんてできませんよね。
そうして、トレードも泥沼化していくんですが・・・

トレードを経験すると、人生って本当思い通りにはならないって痛感できます。
起こることは、常に無情というか、残酷だったりしますからね。
トレードはほんとそう。無慈悲です。笑
だから、淡々と機械的にルール通りにトレードをし続けることが大事なんですけどね。

 

ちょっと話題が難しかったな・・・
もっと簡単な話題にすれば良かった。笑

ちなみに、トレードの世界にはこんな名言があります。

『相場は全て正しい』

結果論で言えば、そう動いたのだから、その動きが正しかったのだ。
的な発想で考えると、相場に委ねようってなったりします。
この言葉いいよね!って思いますよね。
先日、相場解説で「美しさを目指す」って話をしましたが、
あーいうのを見ると「あぁ相場は正しいなぁ」って思ったりもして、
この言葉が全てのような錯覚も起きます。

ただ、こんな言葉もあります。

『相場は常に間違っている』

僕、この言葉もめちゃくちゃ好きなんですよ(笑)。
逆の発想で、「自分が正しくとも相場の間違いによって一喜一憂したり事故にあったりするよ」ってことなんです。
これはね、自分がちゃんとルールをもってやっていても、負けることもあるよっていう意味でもあって、
実は、ものすごく元気付けられる言葉でもあるんですよね。

この「正しい」と「間違っている」というのはですね、
どちらが本当なのか?ではなくて、「両立している」が正解です。

そう。「両立」っていう視点で物事を見てから、何をどうするのか判断してみるってのは、
僕的にはとっても良いこと。

だから、日常での確証バイアスとかは、両立の視点で考えてみると良いと思います。
良し悪しではないんです。も、両立の視点かもしれないし。
これに慣れてくると、トレードで最も大切なたった1つのことができます。

損切りです。

僕は、損切りをしっかりできる人間になるために、
長々とこんなことを書いています。

逆に言えば、損切りできればこんなこと考えなくてもいいってのは極論です。笑
でも、損切りを滞りなく行うために、長年ずーっといろいろなことを考え続けてきているってことなんですね。

それほど、トレードって難しいんですよ。
損切りは簡単にできますが、損切りをし続ける、ルールを守り続ける、というのは至極困難な話で。

それを守るために、思考を整えるという意味で、バイアスを勉強しているって感じですね。

今回、ちょっとまとまりがない記事になってしまいましたが、
日常に潜んでいる確証バイアス、ふつーにめっちゃくちゃあるので、
良いものと、悪いものと、いらないものと、いるものと、いろいろ考えてみてください。

必ず、トレードに役立ってくれる思考法になってくると思います。