もっともな理由を考える【トレードの考え方Vol.6】

まさとです。
トレードをしているとですね、負けることが多いです。
なぜ負けてしまうのか。それには、本当にいろいろな要因があるので、
いろいろなことを考える必要があるのですが、
まず1つ言えることは、ほとんどの人はメンタルで負けます。
トレードは、言ってしまえば上か下かを当てるゲームです。
なので、本来は50%の確率で勝てたり、50%の確率で負けたりするって考えることができます。
まぁこれ、厳密に言うと本当はちょっと違うんですけど。
まぁ、上か下かだけで考えると限りなく50%に近づくはずなんですよ。
そんで、ちょっと負けることの比重が高くなるんですよ。
なぜかって、手数料払ってるからです。
ただ、ほとんどの人が負けるんですけど、
本来50%くらいのはずなのに、90%以上負けてしまうっていうのは、
もはやテクニックが原因ではありません。
大体は、無知だからか、ギャンブルが好きだからか、メンタルにやられています。
無知はしょうがないんですけど、対策も簡単です。
勉強してくださいって感じですね。
ギャンブルが好きなのは、しょうがないですね。
0か2倍か、が好きなのだから、負けても納得というか。
ただ、普通にトレードをしていきたい、トレードで勝ちたいはずなのに、
90%以上負けるのってどうなの?っていうことなんですけど、
これは、完全にメンタルでやられています。
前置きが長くなりましたが、メンタルでやられている状況の中で、
こういうの当てはまらないか?っていうのが1つあります。
事件が起きた後
例えば、相場の世界ではよく「大暴落」とか「大暴騰」とか言う、
チャートが一気にとんでもなく動くことがあります。

この時に、起こる前には何事もないチャートを形成しているのですが、
起きた後には「起きることが事前にわかったのではないか?」という視点でチャートを見てしまうんです。
ここで、チャートには本当にものすっごいいろいろな罠があってですね、
このチャートで言えば、必ずと言っていいほど
「もっともな理由」
を見つけることができてしまうんです。
やれ、上値抵抗線で強いラインがあっただの、
やれ、ストキャスティクスが買われすぎ圏内から下向きに折り返しただの、
やれ、RSIがレジスタンスラインにひっかかっていただの、
やれ、ボリンジャーバンドが収縮していたのでボラティリティブレイクアウトの予兆はあっただの、
やれやれ・・・
めちゃくちゃいろいろなことを付け足して考えることができてしまいます。
さて、この時にまじで気をつけないといけないのが、本当にこれなんですけれど、
「もっともらしく考える」というのが、相場の世界の罠です。
後知恵バイアスとか、投影バイアスとかって言ったりするんですけれど、
過去の経験に当てはめて「これはこうだからこうなったんだ」と解釈してしまうんですが、
するとですね、起きたことを「事前にわかっていた気になってしまう」んですよ。
すると、トレードを実際にしている最中に、例えば損失が出ていても、
「わかっている」という錯覚が起きてしまうんです。
こうした損失が膨らんでいる時に、「もっともな理由」を探すとですね、
損失が膨らんで、膨らみ続けても、
「ここから転換する」というもっともな理由を見つけることができてしまうんですよ。
で、過去に起きたことを分析しているだけなのに、
まるで「過去起きたことの理由は全てわかっている」という気になるから、
「その先の未来も全部わかる気がする」なんていう状態に陥りやすいってわけです。
まぁ、この状況をもっともらしさの罠、なんて読んだりしています。
そもそも、これはブラックスワンっていう、上下巻の心理学者が書いた本に書いてあった内容で、
僕は「その通りすぎてやべー」って思いましたね。結構昔の本です。2008年とかかな。
これは、相場の上下、片方しか見ていない状態だからこそ起こることでもあるんですが、
そもそもの考え方が「もっともな理由」を探してしまう考え方になっているので、
こういうことが起きてしまうんですよね。
もっともらしさの罠をどう回避する?
要は、後からわかったことを事前にわかったような感覚でいるのはやめようってことです。
つまり、「わからないをわかった方が良い」っていうのが、シンプルな答えになります。
相場の未来はわかりません。
わかる気でになってしまったらたぶんそのうち負けます。
よく「もう負けません」っていう人がいます。
そういう人は、相場のもっともらしさにやられているだけです。
また、そうした話に「そうなのかもしれない」と思うのも割と問題があるかもしれません。
相場の未来は絶対にわからない。これが答えだと思います。
なので、その都度どう対処するのか?の対処法を考える必要があります。
未来がわかることより、今、まさに起きるかもしれない問題を考えて、
その時にどうするのかを事前に決めておけば、オッケーです。
これには、まったく技術が必要なくて、ただその考え方をもってその通り実行すればいいだけです。
すると、限りなく勝率は50%に近づくはずです。
おそらく、少し損失に偏りますが。
この状態になって、初めて「技術が介入できる」という状態になります。
つまり、前回くらいの記事で書いた「運」を見つめ直すというか、
ベースは勝率がたぶん49%くらいになると思うんですけど、
ここに技術を介入させて、勝率が55%とか60%とかしていく努力をすることになるわけです。
まとめ
・事件が起きた後にもっともな理由を考えるのをやめよう
・相場をわかった気になっていないか?自分を常に注視しよう
・「わからない」をわかろう
そのうち、メンタルの鍛え方みたいなところも考察していきたいと思います。
とりあえず今回はこんな感じで終わります。
まさとでした。