いけそうな気がする理論【トレードの考え方Vol.7】

まさとです。
トレードをしているとですね、負けることが多いです。
これは前回の冒頭にも言った言葉なんですけれど、頭に入れておいた方が良いことなんで何度も言います。
ただ、負けるためにやっているわけではありません。
勝つために「負けることが多い」ということを知らないといけないんですよね。
なんかこう、腑に落ちないって方も多いと思いますが、
今日は逆のお話をします。
時々、神がかり的な直感が働くことって人間あると思います。
むしろの知らせっていうやつだったり、
「こっちだ!」という直感がバシーっとはまったり。
それ自体はいいんですよね。
正しい直感ってすごい能力ですから。
※直感が正しいわけではありません。
さて、ここで、こういう経験を1度するとですね、
こんなことを思う時があるんです。
「宝くじ、当たりそうな気がする」
これはですね、僕も同じことをまったく思ったことがあります。
もっと身近な例で言えば、
「今日、スロット行けば出る気がする」
これなんて、若かりしころの僕はスロットなんて普通に行ってましたから、
毎日思いました(笑)
結果、収支はマイナスで、僕はぱつんとスロットとかやめることにしたんですけれど。
この、「いけそうな気がする」みたいなやつがですね、
トレードでは時々罠です。
以前に、トレードって「運ですよ」って話をしたんですけれど、
運というのが前提にあるから、技術が介入できる場所があるというような話(そういうことだったのか!?)をしたんですけれど、
この「いけそうな気がする理論」を信じてしまうと、技術が関係なくなるのってわかります?
いけそうな気がするって、どこまでいっても「気がする」だけで、
いけないこと多いです。
宝くじって、当たりそうな気がしながら買いませんか?
でも、当たりません。
当たらない=普通なんですよ。
でも、注目してしまうのは、
「当たる」という非現実的なところばかりを見るわけです。
考えてみてください。
当たらないことを考えずに、当たることばかり考えていると、どうなりますか。
買い続けてしまいませんか?当たるまで。
買わなきゃ当たらないっていうのももっともな意見ですが、
死ぬまで当たらなかったらどうするの?っていうのももっともな意見だと思いませんか。
僕が言いたいのって、そういうところにも目をやった方が良いんじゃないの?ってことだけなんですよ。
「当たらない」って思いながら買えばいいんですよ。
そうすると「やっぱやーめた」っつって、買うのやめれますから。
機会損失という言葉がありましてですね、
これはですね、「もしやっていたらこんなに儲けられたのに」っていう状態のことを言います。
すごく後付けに聞こえますが、実は結構多いです。
機会を逃して損失を得るのが機会損失なんで、
損失の機会を逃すことができたからつまりそれは利益だよねっていう考えもできるわけです。
これ、明確な言葉がないので、単純に「機会利益」とでも言わせてください。
今、僕が言った宝くじの理論はですね、機会利益になります。
当たらないんですから。
さて、ここでさらにですが「でも、買ってたら当たっていたかも」って思っちゃう方もいると思うんですよ。
それ、可能性ありますから、思ってもいいんですよ。
でもね、なぜ「当たる」にフォーカスがいくのか?っていうところに本当に注目してもらいたいです。
宝くじの確率って、やばいですから。1等とかの話ですけどね。
だから、当たらないっていうところにフォーカスして、
こういう考えがなかったらどれだけ買っちゃったかなーとか考えて、
少し得したのかなーとか思いながら、
もうちょっと確率の高いものを選択してみてはいかがでしょう。
ってことです。
トレードで言うと、上か下かの確率は50%です。
宝くじの1等の利益率は3000円買って3億円とかの場合には10万倍、1000万%の利益ということになりますが、
トレードは、3000円買って10%の値上がりで3300円とかなので、10%の利益にとどまりますので、
「やっぱそれって話が全然違うよね」っていう意見ももっともなんですけれど、
当たらない1000万%か、できそうな10%か、どっちが良いですか?っていうことで、
もっと言うと、当たらない1000万%か、結構できる100%と、どっちがいいですか?ってことだったりするわけです。
僕は100%かな。
僕の宝くじの当たらないイメージがそちらを選択させるのですが、まぁ、ほとんどの人がそうじゃないですか。
3000円分の宝くじもらうか、600円現物もらうか、みたいな話です。(宝くじって3000円は300円になりますよね)
夢を買うとか、そういう話になるとまた話が変わってきてしまうんですよ。
僕、トレードで夢を買おうとは思っていなくて、どちらかと言えば「ちょっとだけ裕福な瞬間」を買いたいと思っていたりするんです。
焼肉行くとか。うなぎ食うとか。温泉行くとか。そういうやつですね。
ということで、僕が言いたいことなんとなく伝わりましたかね。
要はですね、「当たらないことにフォーカスする」というのは、
言い方を変えると「あり得ない(有り得なさそうな)事を過大視する傾向がある」
ということになるんですね。
あり得ないことを過大に評価するのって、まずくないと思いませんか?
ないことをあると思うと、生きにくくなると思いませんか?
この、あり得ないことを過大に評価する状態はですね、
「プロスペクト理論」という投資の心理学からちょっとだけ紐解くことができます。
つづく