日常に潜むプロスペクト理論【トレードの考え方Vol.9】

まさとです。
プロスペクト理論というのは、
利益よりも損失を優先してしまう人間の癖みたいなものです。
なので、プロスペクト理論の通りに動かないために必要なことは、
損失は早めに確定することと、利益をなるべく持ち続けて伸ばすこと、
ということになります。
言葉だけだと非常に簡単ですが、僕たちはそれがなかなかできません。
なぜできないのか?というのが、日常でそれに準ずるような行動を起こしているからです。
日常でできないことが、トレードでできるのか?と言えば、絶対にできないと僕は考えています。
中には「それってこじつけじゃない?」と思うようなこと、感じることもあるでしょうけれど、
ただ、僕はそういうところに注目して今までやってきているっていうことになります。
ということで、日常に潜むプロスペクト理論、お話していきたいと思いますが・・・
さて、前回の話の通り、
あり得ないことを過大に見てしまう状態が日常でどれくらいあるのか?
というところを考えていきましょう。
前もって伝えておきますが、この内容は割と語弊を感じる表現になるところも少々あります。
考え方の違い?みたいな雰囲気が出てたり。
ただ、キーワードは「過大」です。
むむ!?と思うところも、一度流して読み続けてみてください。
「過大に評価しているから」という前提でいろいろ解釈をしてみてください。
でないと、たぶん誤解が生じてしまい、僕のことをただただ冷たい人間のように感じてしまうと思います。
例えば、ニュースとかで、芸能人のスキャンダルが出たりとかします。
最近では、Youtuberで、前に詐欺をした人が芸能人のスキャンダルを暴露して注目を集めたりしていますよね。
知らない女性のYouTuberの過去のキスをしている写真?をアップしたりしていますね。
これね、めちゃくちゃどーでもいいと思うんですけれど、僕的には。
ただ、こういうのに視聴者はものすごく敏感でですね、
その女性の方に、誹謗中傷を送り、殺害予告まであったらしいんですよ・・・。
ここで1つ。
その誹謗中傷を送っている人はプロスペクト理論にあてはまっています。
なので、おそらくトレードをしても損失が大きくなるばかりのトレードをして、勝つ事ができないと予想します。
なぜか?
それは、自分とまったく関係のないところに過大に反応しているからです。
関係のないところに過剰に怒ったりするのは、「あり得ないことを過大に評価している状態」と考えることができるわけで。
わかります?
以前、だいぶ以前にですが、ベッキーさんの不倫騒動があった時に、
正直僕はこれも「マジでどうでも良いニュースだなー」って思ったりしていたんですけれど、
スポンサーとか仕事関連の人は大変だったのは重々承知しておりますが、
一般の視聴者さんが「許せない」とか言って怒って炎上していたりしたわけです。
あなたたちにこの件ってどれほどの関係があるの?っていう。
僕は「いやだねー」とか「よくないことはよくないよね」って、思うことは普通だし、
そもそも人間には「共感」という力があるので、こういうところで何かに共感をして、
なんだか嫌な気持ちになったりとかってあると思いますが、
言ってしまえば、他人の色恋沙汰で、スポンサーとかも僕らにはまったく関係もないし、
人一人の1度の失敗に、人生かけるかくらいの勢いで怒り狂いまくるような雰囲気を、
ネットの世界で感じていたりしたんですけれど、これ本当ただ疑問なんですよ。
関係ある?
そこまで怒るほど関係ある?
たぶん、ないんですよ。
でも、世間を騒がせる事件やニュースというのはいつの世もありまして、
僕も、子供絡みの事件に関しては本当に切なく苦しく怒りも込み上げてくるんですけれど。
いわゆる、いじめとか、他にも本当に胸が苦しくなるものってあるのですが、
僕らは、それを「僕の周りでも起こるかもしれない」と考えて、いろいろ対策をしたり、
何か諭すようなことを子供達に話したり、大人たちと話し合ったりして意見を交換したりするんですが、
要は、この記事で言いたいのは、自分の身の周りに起きていないことを、
『これから絶対起きる』かのように振る舞うのはどうなの?っていう話なんですよ。
なんていうんでしょう。
起こさないために何をしようか?って話をしているのに、
あたかも「これから起こるから」みたいな話をされるのってどうなの?っていう。
それちょっと違くない?
で、これが、プロスペクト理論のようなものなんですよ。
世間で起きていることであっても、身の回りでは起きていないことなわけで、
そこに対して、過剰に反応して、過大に評価してしまって、
つまりは、自分の身の回りで実際に起きていることに目が向かなくなってしまうっていうのが、
プロスペクト理論なんですよ。
前回の記事で書いたのは、
「あり得ないことを過大視する」と「あり得ることを過小評価している」というものでした。
そう。実際に身の回りで起きていることは、ニュースとは違う問題とか、事実は小説よりも奇なりということもあれば、
平凡で平和で、楽しい毎日もあったりして、そういうことに目が向かなくなるのはどうなのか?っていう。
いろいろなことを知り、いろいろな感情を持って、いろいろなことに反応しながら、
身の回りの大切なことに気付いたり、身の回りの大切な人を大切にしたり、していければいいと思うんですけれど、
そういうの無視して、ニュースにばかり反応するとかって、なんだかなって思いませんか?
何かを批判しつつ、自分も同じようなことをしていて、それに気付いていないとか。
そういうのって、今起きていることとか、実際に起きていることや環境がわかっていないとか、大切にできていないとか、
だから気付かないことがあるんじゃないの?みたいな。
わかります?
要は、過大に反応し過ぎてる場合は、ちょっと考え直した方が良いかも?っていう話です。
少し、思想的な雰囲気もあるのですが、
こういう「起きていないことに反応してしまう」という状態を「ありえないことを過大視する」と言い換えているわけで、
そういう視点で見ると、生活の中でそうしてしまっていることって結構多くあったりします。
ただ、良い悪いではなくて、そういう傾向があるんですっていう理論なわけで。
良し悪しではありません。
トレードで利益を上げるために、こういうことを考えても良いよねっていう話題なんです。
特に正解というわけでもありません。
さて、これを利益と損失に置き換えて考えてみるのですが、
要は、「損失が出ている時は利益に目が向く」ということなんです。
逆に、「利益が出ている時は損失に目が向く」ということです。
つまり「起きていない方を過大に評価する」ということです。
これ、損失の時に起きていない方ばかり見るって、どういうことかと言うと、
損失が出ているのに「そのまま持ち続けたら利益になるかも」って思っている状態ってことなんですね。
これを続けると、何が起きると思います?
簡単です。お金がなくなるんです。
で、この状態を脱するために、日常で同じような状態になっているパターンを見つけて、それを改善していくわけです。
それの1つが、さきほどのニュースとかに過大に反応する状態ってことなんですね。
トレードって、日常でできないことがトレードではできるってほとんどないんですよ。
こと、こういうマインドとか考え方系になってくると。
だから、日常で出来るようにしなければいけないっていう考えで、
僕は、プロスペクト理論をこういう観点で捉えています。
本当は、もっとちゃんとした心理バイアス系の話なんですけどね。
これ、他のパターンもいろいろありそうですよね。
日常で、どんなプロスペクト理論があるんだろう。
とりあえず、まとめるとですね、
不倫騒動のニュースでわちゃわちゃ言うのではなくて、
今、友達、彼氏彼女、親兄弟、大切な人がいるんなら、どうやって仲良くしていこうかって考えるとか、
そっちを考えた方が良いんじゃないの?っていう話であって、
そんで、損失が出てる時は損失のことを考えること。
利益に変わったらどうしよう、決済した途端に思惑の方向へ行ったらどうしようとか考えずに、
決めたルールに準じて損切りしようねってのとか、
利益が増えている段階で「これが損失に変わったらどうしよう」とか考えずに、
決められた利益目標までじっくり待つとか、そういうことしようっていうだけの話ですね。
そうするためには、日常から変えていかないとねっていう話です。
今後、このプロスペクト理論に関して、
日常に潜んでいる事柄を気付いた時に書いていこうと思います。
こういうところから意識しないと、意識的に損失を損失と捉え、利益を利益と捉えることはかなり難しいので、
まずは気付きから。
みなさんも探してみてください。