ブラウザ拡張機能として動作するウォレットを標的としたマルウェア!?(3月14日号)

現在、皆さんはご自身の暗号資産をどこで保管(確認できる場所)していますか?

取引所ですか?
それともウォレットですか?

取引所(ホットウォレット)は怖い‥‥⁉︎

暗号通貨保有者が一番怖いのは?ハッキングですよね。

日本でも、ありました‥‥

Coincheck(コインチェック)事件

コインチェック事件とは、2018年1月26日、仮想通貨取引所「Coincheck」が外部からのハッキング攻撃を受けたことによって、580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗難された出来事のことです。

ハッキングについては、ロシア系ハッカー集団との関連説が有力ですが、真相は掴めていません。

マウントゴックス事件

さらに遡ること2014年には、マウントゴックス(MTGOX) という取引所のサーバーが、何者かにハッキングされ、BitCoinが約85万枚、被害額は当時のレートで470億円に及びました。

真相は、ハッキング説より、元CEOマルク・カルプレス氏が顧客の預かり資産を横領した疑いで逮捕され、会社更生法の適用を申請し、事実上、マウントゴックス社は経営が破綻、破産手続きに入ることになりました。

その後、2018年6月には破産手続きは民事再生法手続きに切り替わります。

マウントゴックス社が破綻当時に保有していたビットコインの相場が上がり、保有資産が2000億円以上になったためでした。

世界最大級の暗号通貨取引所Binanceバイナンスでも、2019年5月、何者かによるハッキングの被害を受け、7,000ビットコイン(当時約44億円)が流出し、他でも、北朝鮮やロシアのハッカー集団と見られるハッキングが急増したため、取引所などもセキュリティの強化に努めています。

ハッカーたちの新手法〜ウォレットも注意!

暗号通貨保有者にとって、無視できない情報です。

それは、新たなハッキングソフトが登場したというものです。

「メタマスク」や「バイナンス・チェーン・ウォレット」、「コインベースウォレット」などブラウザ拡張機能として動作するウォレットを標的とした、トロイの木馬型の新しいマルウェア(※)が発見されたと言うものです。

40以上のブラウザベースの暗号通貨ウォレットがターゲットにされています。

(※)マルウェア とは、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称。コンピュータウイルスやワームなどが含まれる。 悪意のコード 、悪意のソフトウェア 、悪意のある不正ソフトウェア、有害なソフトウェア、不正プログラムとも呼ばれる。

ブラウザ内で拡散するウイルス

Operaを除くChromiumベースのブラウザの拡張機能や、グーグルクロームやマイクロソフトエッジ、Braveなども標的になっていて、このウイルスに感染すると秘密鍵などを盗み、ウォレット内の暗号通貨が盗まれてしまいます。

オフラインで保管

これを防ぐには、まずPCやスマホのオンライン上には秘密鍵を保管せず、紙に書き留めるなど必ずオフラインで保管し、誰にも教えないようにしましょう。

また、ウォレットのブラウザ拡張機能で、怪しいリンクに接続したりしないようよう、お気をつけください。

暗号通貨の情報コミュニティ「クリプトスタディ(クリスタ)」(本サイト)でも、最近のコンテンツで「ウォレットの仕組」について細かく、解説をしています。

また、暗号資産のリテラシー(知識)を高めるべく、毎月全国でセミナーも実施しています。(会員は、参加無料)

セミナーに来れない方でも、会員の方には、動画コンテンツを配信していますので、みんなで暗号資産のこと、学んでいければいいなぁ〜と思う、今日この頃です。