ステーブルコインTether(テザー)USDTについて(4月16日号)

いつもお読みいただきありがとうございます。

暗号資産の「Tether(テザー)USDT」をご存知ですか?

暗号資産で有名なのは、時価総額1位のBitCoinビットコイン(ドミナンス(占有率)=40%)と、2位のEthereumイーサリアム(ドミナンス=19%)が有名ですが、3位の「Tether(テザー)USDT」をご存知でしょうか?

時価総額約10兆円を超える、暗号資産市場第3位で、価格が安定したステーブルコインと呼ばれる暗号資産です。

今回は、この「Tether(テザー)USDT」のことを書かせていただきます。

ステーブルコイン

ステーブルとは、「安定していて変動しない」という意味です。

つまり、「ステーブルコイン」とは、取引価格が安定することを企図して設計された暗号資産の一種をいいます。
暗号資産ですから、

ブロックチェーン技術を用いて、分散台帳に記録される数値

既存の金融システムに依存せず、国境を超える流通性を持つ

世界の暗号資産取引所に上場され、他の暗号資産や法定通貨との交換が可能

という性質を持っています。

日本では‥‥

日本円のステーブルコインが国内取引所に流通していたら非常に便利ですが、現在ではいくつか構想が発表されるに留まっていて、流通はしていません。
また、現在日本の暗号資産交換所では、Tether(テザー)USDTは上場していません。

「Tether(テザー)USDT」とは‥‥

Tether(テザー)USDTは、香港と米国にオフィスを持つTether Limited社が運営している「ペッグ(固定相場制)通貨」です。ペッグ通貨とは、別の通貨の価値と連動させることを目的とした通貨で、Tether(テザー)USDTにおいて、1USDTは、おおよそ1USD(ドル)に連動するよう固定されています。

つまり、法定通貨との交換比率を固定化することで、価格の安定化を目指している暗号資産というわけです。

また、ボラティリティ(価格変動)が大きい通貨を保有していて、利益が出た場合、利益を確定させるための資産としても有効な暗号資産でもあります。

悪い円安

昨日、ドル/円相場が、126円/1$という20年ぶりの円安水準となり、 日本政府も、「悪い円安」 という表現を使いました。

外貨を持つ事にって、自国通貨に対するリスクヘッジ(回避)を行う目的で、「外貨預金」という方法がありますが、今後、Tether(テザー)USDTを始めとするステーブルコインで、外貨預金みたいな資産の分散をする人が増えるかもしれませんね。

今回は、ここまでです。