ハッキングにあわないために(4月21日号)

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。

皆さんは、普段、ハッキングについて、何か気をつけていますか?

ハッキング(hacking)とは、スマートフォンやパソコンなどのシステムを不正な手段で操作したり、不正に機密情報を入手することです。

ハッキングを行う側のことを「ハッカー(hacker)」と言います。

ハッカーの目的は、言うまでもなく個人情報を取得して、クレジットカードの不正利用や金銭を盗み取ることで、昨今では、スマホで管理する暗号資産のウォレットから、不正送金する手口も増えています。

今回は、暗号資産を管理する上で、ハッキング被害にあわないための留意点について、書かせていただきます。

ハッキングにあわないために

ハッキングにあわないための、対策を書いていきます。

パスワードを強くする

パスワードについては、英字大文字・小文字を組み合わせる。
数字に、誕生日や住所の番地など推測され易い数字を使用しない。
@、# などの、記号を組み合わせる。

以上の点に劉して、8文字以上で構成することをお勧めします。

言うまではありませんが、パスワードは、紙に書き留め、人に見られないよう管理します。

スクリーンショットやCloudで保存してはいけません。

(実際に、iCloudにデータを保存していた方がハッキング被害にあい、クラウド上に記録した暗号通貨ウォレットのパスワードを盗まれ、暗号通貨の不正送金にあいました。)

フリーWi-Fiスポットに注意

フリーWi-Fiとは、公共の場所やお店などで、誰でも無料でインターネット接続に利用できるサービスで、「公衆無線LAN」や「無料Wi-Fiスポット」などと呼ばれます。

一見便利なように見えますが、反面、危険性も指摘されています。

暗号化されているWi-Fiのみ使用する。

暗号化されているフリーWi-Fiアクセスポイントには、ネットワーク名の横に鍵マークがついていて、利用する際には暗号化キーを入力する必要があります。

通信内容の傍受の危険に注意

暗号化されていないフリーWi-Fiでは、通信内容が盗聴、覗き見される可能性があります。

傍受した第三者は、閲覧しているWEBサイトのURLや履歴、メールの内容などを盗み、偽サイトに誘導したり、パスワードを盗むといった攻撃を仕掛けてくる可能性がありますので注意しましょう。

Wi-Fiの自動接続設定をオフにすることで、防ぐことができます。

VPN(Virtual Private Network)を活用する

VPN(Virtual Private Network)を活用して、通信を暗号化することで、サイバー攻撃を防ぐ

VPNについては、こちら

最新のOSとアプリケーションを使用する

アプリやOSの脆弱性を突かれないよう、定期的に更新を行いましょう。

スマートフォン自体は、ある程度の攻撃を防御する機能があるので、アプリやOSを常にアップデートしておくと安全です。大抵のハッキングはシステム上の脆弱性を攻撃されることが多いため、アップデート情報が公表されたら、すみやかに対処を行いましょう。なお、古いスマホは次第にサポート対象から外されていくため、古い機種であればセキュリティ対策として、端末の買い替えの検討も必要な場合もあります。

実際にあったハッキングの例

実際に、送られてきた警告文

スミッシング(SMSフィッシング)と呼ばれるものや、メールで送られてくることもあります。実在するウェブサイトを模した偽サイトに誘導し、個人情報やクレジットカード情報を入力すると金銭詐欺に発展する危険性があります。
リンクをタップしないようにお気をつけください。

安全と言われるメタマスク(MetaMask)でも‥‥

最近のNFT(Non-Fungible Token)、DeFiサービスのブームで、さまざまなEthereum系プラットフォームで使用できる便利な「メタマスク(MetaMask)」ウォレットですが、使用の際に、詐欺サイトに誘導されてしまった実例です。
日本語の警告を誤解し、接続をしてしまった結果でしたので、お気をつけください。
パスワードや、秘密鍵は厳重に管理し、漏洩しないように管理していたものの、ブラウザー拡張機能から詐欺サイトに接続してしまったことでウォレットの資産を盗まれてしまった例です。

おわりに

日頃、全国の仲間と情報の共有をしていますが、気をつけたいと思います。今回は、ここまでです。