CoinWの先物グリッドトレードの設定について/くりぷと知っ得情報10月9日号

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。
今回は、CoinWのサービスの中から、先物グリッドトレードについて書きます。
CoinWの登録、設定についてはこちらを参照ください。
また、先物取引をする際の先物アカウントへの資産の振替については、こちらを参照ください。

グリッドトレードとは?
グリッドトレードでは、相場の値動きに合わせて、一定のグリッド(価格間隔)を設定します。
そして、価格が上がる時は買い注文(ロング)を、価格が下がる時は売り注文(ショート)を自動的に出すシステムです。
グリッドトレードは自動取引に適していて、事前に設定を行うことで自動で取引ができる仕組みで、また、相場が上下に動く局面では、小さな価格変動から利益を取れるため、ボラティリティが大きい暗号通貨市場で有効です。

先物取引とは?
先物取引では、「買い建て」「売り建て」というように、未来の価格を予想して暗号資産等を取引します。
将来のある時点(価格)において売買する暗号通貨の価格や数量を、現時点で決める取引になります。
また、現物取引と異なる点として、担保となる有効保証金(証拠金)を設定することで、レバレッジ(Leverage)を効かせて取引ができます。(例:レバレッジ5倍なら、$100の資金で$500分の取引が可能)
レバレッジが高ければ高いほど、少額の証拠金で大きな取引ができるようになりますが、それだけリスクも大きくなります。
買い建て(ロング)
👉「価格が上がる」と予想した場合
1、先物を「買う」(買い建て)
2、将来、価格が上がったら「売る」ことで利益を得る
3、逆に価格が下がると損失
例)ビットコイン先物を1400万円で買い建て
1500万円になったので売却(100万円の利益)
もし1300万円に下がっていたら、売れば100万円の損失になる。

売り建て(ショート)
👉「価格が下がる」と予想した場合
1、先物を「売る」(売り建て)
2、将来、価格が下がったら「買う」ことで利益を得る
3、逆に価格が上がると損失
例)ビットコイン先物を1500万円で売り建て
1400万円になったので買い戻し(100万円の利益)
もし1600万円に上がっていたら、買い戻せば100万円の損失になる。
今回は、CoinWの先物グリッドトレードを利用して、具体的に「SUI」という通貨で「USDT」の利益を積み重ねていく方法を書いていきます。

先物取引は現物を持っていなくても取引できる。
レバレッジをかけると少額で大きな取引が可能(ただしリスクも大きい)
先物グリッドトレードの取引Botの設定
その前に
💡通貨ペアで、候補となる通貨ペアをお気に入りに登録して、すぐにチェックできるようにしておくと便利です。
1、先物メニューから、通貨ペアのボタン「≡」をタップします。
2、今回は、「SUI」のトレードをやりますので、「SUI」で検索。
3、☆印をタップして、★「お気に入りに追加しました」となれば、OKです。
4、すぐにチャートを見たい通貨ペアを登録しておきましょう。

お気に入り追加が終わったら、取引に使うBot(自動売買プログラム)の設定に進みましょう。
取引Botをカスタマイズ設定
設定の概要
通貨ペア選定 | 先物取引をする通貨の選定(例:SUI/USDT) |
トレンド設定(※) | 上昇していく相場で組む時は、ロング(買い)設定 |
価格帯下限 | 取引が行われる価格帯の下限を決める |
価格帯上限 | 取引が行われる価格帯の上限を決める |
グリッド数 | サイクル内に割当てられた発注小区間数 |
投資数量 | 投資するUSDTの数量を設定 |
レバレッジ | グリッド戦略の先物取引に使用されるレバレッジ倍数 |
(※)
ロンググリッドロングポジションをオープンしたり、クローズしたりすることで、上昇相場に適しています。
ショートグリッドショートポジションをオープンしたり、クローズしたりすることで、下落相場に適しています。
ニュートラルグリッド取引Bot開始時に市場価格を上回った場合にショートでオープン/クローズし、下回った場合にロングでオープン/クローズします。
市況への判断に応じて適宜グリッドタイプを選択でき、レンジ相場に適しています。
現況を把握
10月3日現在の場況から、今回は設定をしていきます。

戦略を立てて、取引Botを設定する
1、「先物」メニューから、「ストラテジー(戦略)」をタップします。
2、「取引bot」のページで「先物グリッド」をタップします。
3、通貨ペア「SUI/USDT」を選定します。
4、「マニュアル」(手動設定)を選択します。

5、現在の場況から、「ロング」を選定します。
(判断材料としては、10月に入って場況が上向く傾向なのと、SUIの勢いがあるから)
6、最小価格(下限)と最大価格(上限)の設定をします。
⚠️下限価格は、現在価格の60%以上で設定する必要があります。

⚠️証拠金を担保にして、レバレッジをかけるので、強制決済価格を超えると資金がなくなりますので、余裕を持った設定が必要になります。
一方、ロング(買い)の場合、価格が上限を超えると、取引は自動に停止しますので、再設定が必要になります。
この場合、利確してUSDTの利益が先物アカウントに、反映します。
💡トリガー価格について
トリガー(trigger)とは、引き金の意味で、市場価格がトリガー価格に達した場合、グリッド取引が発動します。
パラメーターを設定しないという選択もできます。(今回は、設定しません)
ロンググリッドにおいて設定しない場合は、最初の購入価格は現在の市場価格になります。
ショートグリッドにおいて設定がない場合は、ショートポジションは即刻市場価格で買い戻されます。
💡グリッド利益について
グリッド利益=グリッド毎の価格差×グリッド毎の数量×完了した売却注文数量設定した価格範囲内に収まることが、グリッドの収益性の前提となります。
利益増加の鍵は、取引量の増加とグリッド毎の利益にかかっています。
資金総額を一定とすると、グリッドを過大に使用すると、グリッド毎の価格差と数量、取引毎の利益が減少することに繋がります。そのため、適宜グリッド数を調整することは、利益増加にとても重要です。
Bot設定後にやること
設定完了後、運用実績を確認する
先物グリッドトレードの運用実績を確認します。
1、「先物」メニューから、「ストラテジー(戦略)」をタップします。
2、「取引bot」のページで「Mybot」をタップします。
3、取引Botの運用実績が確認できます。

先物グリッドトレードを停止する
1、「先物」メニューから、「ストラテジー(戦略)」をタップします。
2、「取引bot」のページで「Mybot」をタップします。
3、「停止」、「確定」で停止完了です。

SUIが上限価格を超えて、Botが停止した際も同様の作業をして、Botの停止〜終了します。
その後、場況に応じて、ロングまたはショート等の戦略を立てて先物グリッドトレードの設定をします。
以上が、CoinWの先物グリッドトレードの設定方法等についてでした。
お読みいただき、ありがとうございました。