NFTとDAO/くりぷと知っ得情報(1月18日号)

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。

今回からのテーマは、NFTとDAOです。

昨年、10月から日本のNFTプロジェクトについて、新規NFTのミントサポートを続けてきましたが、そのプロジェクトの多くがDAOという組織形態を目指しコミュニティを運営しています。

コミュニティの名称も、「pNounsDAO」、「NinjaDAO」、「PANDAO」、「キャラDAO」、「CHIMNEY YOWN DAO」、「ZQN-DAO」など、名称にDAOを取り入れたコミュニティが多くあります。

今回からのくりぷと知っ得情報では、「NFTとDAO」というテーマで、書いてみようと思います。

NFTと最近よく耳にするDAO

NFT(Non-Fungible Token)については、デジタルコンテンツをブロックチェーン上に記述して、固有のIDを発行することで、コンテンツの唯一性や希少性を担保。所有権が誰にあるのか、制作者は誰なのか、これまでの取引履歴までも明確にすることができるものです。

DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、分散型自律組織という意味です。

従来の、トップダウン式の組織ではなく、ユーザー同士のフラットな関係性で成立する組織という意味です。

なるほど‥‥図にすると、なんとなくわかるような気もしますが‥‥

ブロックチェーン技術という大革命

インターネットの開発は、米国国防総省の傘下の研究所の資金が投入され、新しい通信技術を実用化するために1960年代から中央集権的に研究開発が進められ、現在のような情報社会をつくりました。

一方、インターネット以来の技術革新と言われる、ブロックチェーン技術。

ブロックチェーンの開発の起源は不明です。

2008年に、インターネット上に公開された「BitCoin論文」

サトシ・ナカモト名で発表されたこの論文に記されているブロックチェーンの技術は、BitCoinから始まり、多くのプロジェクトが参入し、Ethereumをはじめとするアルトコイン(Altcoin)の誕生により、多くのプロジェクトが生まれ、現在、NFT(Non-Fungible Token)、DAO(Decentralized Autonomous Organization)、メタバース(metaverse)という領域にまで拡張の可能性が広がり、今後はさらに加速的に拡大していくと思われます。

ブロックチェーン技術という大革命により、経済をはじめ様々な行動が変化していく時代ですが、その変化に対し、なんか無機質なものを感じるという声も時折聞こえますが、一方、変化とともに平等で開かれた社会を作ろうという思想も、感じます。

というのは‥‥

インターネットが普及していない時代に‥‥

ところで、昔、ドラム🥁に興じていた私は、’70年代から’80年代のロックミュージックが好き(今でも好きです)で、コピーバンドを組んでました。

レコードからCD(コンパクトディスク)に、カセットテープからMD(ミニディスク)に、という時代です(笑)

当時、記憶に残っている、あることが、思い出されます。

それは‥‥

イギリス出身のロックシンガー、デヴィット・ボウイ。

イギリスで大流行した「グラムロック」の代表とも言えるデヴィット・ボウイは、俳優(「戦場のメリークリスマス」英軍将校など)でもあり、親日家、ファッションにおいても前衛的でしたが、金融に関しても斬新なアイデアマンでした。

NFTの先駆け?「ボウイ債」

ロックミュージシャンのデヴィット・ボウイは、1997年に「ボウイ債」という証券を発行しました。

将来、自身の楽曲が生み出す利益を証券化するというものでしたが、ボウイはこの証券の売却により、5,500万ドル(約70億円)の資金調達に成功しました。

印税を待つことなく一度に資金を調達するこの取り組みは、現在のクラウドファンディングに通じるものがあり、また、ボウイが将来生み出す作品の価値を、多くの人が「資産」として所有できるという点で、NFTに近いものを感じませんか?

新しい資本主義⁉️

昨年12月に、クリスタでも格安ミントサポートで盛り上がった、「しきぶちゃんShikibuWorld」の「キャラDAO」ですが、キャラDAOが、キャラクタービジネスという領域を追求するのは、ビジネスのためだけではなく、仲間を集めるためのNFT事業というビジョンが掲げられています。

キャラクタービジネスのモデルを作り、コミュニティの中で新たなビジネスを生み出す‥‥。

目指す方向が、新しい資本主義?

この辺りが、DAOの本質なのかな‥‥、とも思います。

さらには、NFTとDAOは、同じ思想から生まれているのかな、とさえ思います。

続きは、次回です。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。