最近よく耳にするビットコインの半減期について②くりぷと知っ得情報(10月11日号)

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。
先回から、クリスタのセミナーでも、よく耳にする、ビットコイン(BTC)の半減期について、書いています。
先回は、ビットコイン(BTC)の’おさらい’ということで書きましたが、今回は、半減期について、書いていきます。
半減期はなぜある?
ビットコインのプログラムに、半減期が設定されているのは、なぜなのか?について、書いていきます。
デジタルゴールドと言われるビットコイン
先回書きましたビットコインの設計。
ビットコインは、金(ゴールド)をモデルに設計されています。
金について
金は、産出量と埋蔵量があります。
人類がこれまで世界各地で採掘してきた金の採掘総量は、およそ18万トンで、オリンピック競技用プールおよそ3.8杯分に及ぶと言われています。
一方、未採掘の金の埋蔵量は、およそ5万トンと推測されています。
これは、現在の年間採掘量である3,000トンを採掘し続けた場合、およそ15年後には金が枯渇してしまう計算になり、世界的にも希少性の高い鉱物です。(※)
(※)金の価格はLMBA(ロンドン貴金属市場協会)金価格やニューヨーク先物市場での価格によって決められます。
デジタルゴールド「ビットコイン(BTC)」
ビットコインは、金をモデルに設計されており、デジタルゴールドと言われていて、先回も書きましたように発行上限枚数は、2,100万枚です。
金は埋蔵量が予測されていて、年々採掘量が減っていくので、希少価値が高まっていきます。
金をモデルに作成されたビットコインは半減期を設けることで、発行量を減少させ、徐々に希少価値を作り出すように設計されているということです。
つまり、ビットコインは発行上限が決められていることと、半減期を設けていることで、希少価値が上がっていくわけです。
半減期の設定‥‥約4年に一度、発行量を調整
今日までの、半減期とマイニングによるブロック報酬(供給量)、ビットコイン価格をまとめました。
約10分で1ブロックが生成され、21万ブロックに達すると、ブロック報酬が半減していくプログラムにおいて、過去の歴史を振り返ることで、未来をイメージできます。
回 | 時期 | ブロック報酬(10分毎の発行量) | 価格(日本円) |
0回 | 2009年1月4日 | 50BTC | 記録なし |
1回目 | 2012年11月28日 | 25BTC | 約1,000円 |
2回目 | 2016年7月9日 | 12.5BTC | 約70,000円 |
3回目 | 2020年5月11日 | 6.25BTC | 約1,000,000円 |
4回目 | 2024年4月下旬頃(予測) | 3.125BTC | ? |
半減期後のチャートの節目



ご覧のように、ビットコイン(BTC)の半減期後、約1年で過去の最高値を更新していることがわかります。
ビットコインが供給されなくなるのは、2140年頃
プログラム通り、21万ブロック(約4年)毎に、供給されるビットコインが半減していくと、2140年頃(33回目の半減期)には、ビットコインの新規発行枚数がなくなる設計になってます。

将来的には、マイナーが減る可能性も‥‥
ビットコイン(BTC)の半減期について、マイナーやマイニング事業者の報酬が半減するということはお分かりいただけたと思います。
半減期が続き、将来的に想定されることとしては、報酬が減ることにより、マイニングから撤退する事業者も出てくる可能性があります。
競争相手が多いマイニングにおいて、報酬が半減することで、撤退を選ぶマイナーも出てくると思われます。
その際、マイナーが保有している大量のビットコイン(BTC)を売却し、ビットコイン価格が一時的に暴落することもあるかもしれません。
おわりに
次のビットコイン(BTC)の半減期、2024年4月から1年後の価格はどのくらいになるのか?
楽しみですが、暗号通貨の運用に関しては、ビットコイン一つに大きく投資というより、時価総額や流動性が高い通貨を選んで、分散させて運用していくのがベストと思います。
クリプトスタディ(クリスタ)や、パートナのコミュニティJAMDAOでは、グリッドトレードによる現物トレードの方法をお勧めしています。
詳細は、こちら
お読みいただいて、ありがとうございました。