イーサリアム仮想マシンEVMとは②くりぷと知っ得情報4月10日号

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。

今回も、イーサリアムのコアテクノロジーの1つで、ブロックチェーンの普及に大きく貢献している「EVM」について書いています。

前回、くりぷと知っ得情報4月3日号では、イーサリアムのスマートコントラクトのおさらいを書きました。

イーサリアムのコアテクノロジー「EVM」

イーサリアムプロトコル(手順、規則)の中心には、イーサリアム仮想マシン(EVM:Ethereum Virtual Machine)があります。

仮想マシンとは、簡単に言うと「コンピューターへ命令を出すための翻訳機」みたいなものです。

イーサリアムのコントラクトの実行は、専用のプログラム言語を用いて記述されますが、イーサリアムで最も使用されている言語は「Solidity(ソリディティ)」という言語です。

Solidity(ソリディティ)

Soliodityは、Javaに近い言語と言われています。

JavaとはWebサイト上で提供しているゲームなどのプログラムを動作させる際に、よく使用されているプログラムの言語やソフトウェアのことです。

1996年にサン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)によってリリースされ、2010年に同社がオラクル(Oracle)に吸収合併された事によりJavaの版権もそちらに移行しています。

その「Solidity」は、人間が理解しやすいプログラム言語ですが、コンピューターには理解ができません。

コンピューターが理解できるのは、「00100100‥‥」のような、数値の羅列のようなバイトコード(bytecode)のみです。

そこで、この「Solidity」からコンピューターが理解できる言語のバイトコードに翻訳することが必要になります。
この翻訳をEVMで行なっているわけです。

コントラクトコードは、主に「Solidity」で記述され「EVM」でコンピューターで解釈できる形に変換し、実行されます。

イメージとしては、仮想マシン(Virtual Machine)はパソコンの中にソフトウェアで作られたもう1台のパソコンが入っているような感じといえます。

互換性の概念

イーサリアム、ポリゴン、BNBスマートチェーンなどのさまざまなブロックチェーンの暗号アドレスの一部が同一であることに気づいたことがありますか?

これはEVMによるもので、EVMのネットワークを利用して、イーサリアム仮想マシンと統合できることを意味します。

続きは、次回です。

お読みいただいてありがとうございました。