RWA銘柄アルゴランド(ALGO)について②くりぷと知っ得情報8月27日号

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。
シリーズで、RWA(Real World Assets:リアル ワールド アセット)について書いています。
RWAは、株式・不動産・金・国債などの金融資産=「現実世界の資産」をブロックチェーン技術を使って、トークン化する技術・概念のことになります。
🔶RWAが誕生した背景について
くりぷと知っ得情報2月26日号🔶RWAを支える技術=オラクル(Oracle)について
くりぷと知っ得情報3月5日号🔶アルゴランド(ALGO)の概要
くりぷと知っ得情報8月20日号
シリーズで、高速・低コスト・環境に優しい次世代型ブロックチェーン「アルゴランド(ALGO)」について書いていますが、今回からは、
アルゴランド(ALGO)の大きなであるコンセンサスアルゴリズムについて書いていこうと思います。
アルゴランド(ALGO)のコンセンサスアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーン上で取引の正当性を検証し、合意形成を行うための仕組みのことです。
分散型のネットワークの場合、参加者全員で取引の承認を行うために必要となります。
Pure Proof of Stake(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク/PPoS)
アルゴランド(ALGO)が採用している、Pure Proof of Stake(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク/PPoS)は、従来のブロックチェーンの問題を解決するために考案された、独自のコンセンサスアルゴリズムです。

PPOS(Pure Proof of Stake)の仕組み
その仕組みについて、特徴について書いていきます。
1ALGOを持っているだけでOK
アルゴランドのネイティブトークン=ALGOを保有している人は、全員「ブロック提案者や投票者」になれるチャンスがあります。
ただし、たくさん持っている人ほど抽選で選ばれやすい仕組みになっています。
例えば、1ALGOを1枚の「くじ引き券」だとすると、100ALGO持っていれば、くじ引き券を100枚持っていることになります。
抽選は完全ランダムで、券が多ければ当たる確率も高くなるというわけです。
つまり、10ALGO持っている人は、10回分のチャンス。それに対し、100ALGO持っている人は100回分のチャンスです。
ただし、抽選自体は暗号学的に公平に行われるので「金持ちだけが独占する」わけではなく、
1ALGOでも持っていれば誰にでもチャンスがある
のが特徴です。
イーサリアム(ETH)のPoSの場合、参加するのには「32ETH」(現在価格 約2,176万円)が条件となる一方、アルゴランド(ALGO)の場合、1ALGO(現在価格 約38円)でも持っていれば、誰でも「ブロック提案者や投票者」になれるチャンスがあるのが特徴です。
ランダムな抽選方式
では、その抽選方式はどのようになっているかというと‥‥
Pure Proof of Stake(PPoS)のランダム抽選は
暗号学的に安全な「くじ引き」
で決まります。
ネットワークが「次のブロックを誰が提案するか」をランダムに決め、そのランダム性は暗号学的に保証され、不正操作できない方式になっています。
暗号関数(VRF)で自動抽選
VRFとは、Verifiable Random Functionの略で、チェーンリンク(LINK)の章(くりぷと知っ得情報)で書きました。
VRFは安全にランダムな数を作り、誰でも検証できる技術
です。
Pure Proof of Stake(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク/PPoS)に参加している各ウォレットは、自分の秘密鍵(※)を使って「VRF(Verufiable Randam Function:検証可能なランダム関数)」で抽選、「暗号くじ」を引きます。

この時点で、誰にも予測できないランダムな結果が出て、当たりかどうかは本人にしか分かりません。
(※)秘密鍵とは、自分だけが知っている“暗号のカギ” のことです。暗号通貨では、ウォレットの所有者を証明するために使いますが、これを使って取引に利用してデジタル署名をすると、「本人が承認した」ことになるので、他人に知られると資産を自由に使われてしまいます。
イメージとしては、銀行口座の「暗証番号」、「金庫の鍵」みたいなものです。
証明書
VRF(Verufiable Randam Function)は、「あなたが当選です」という証明(暗号的スタンプ)を生成することで、他の人はその証明を見て「確かに公平な抽選だった」と確認ができます。
逆に、他の人はその証明を見て「確かに公平な抽選だった」と確認できます。
役割割り当て(ブロック提案者)
当選した人は「ブロック提案者」や「投票者」になり、そのラウンドで合意形成に参加することができます。
ここまでをまとめると、Pure Proof of Stake(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク/PPoS)は、
各ウォレットが自分で暗号くじを引いて、
当たった人だけが証明付きで名乗り出る仕組み
になります。
最終的に多数決でブロックが決定
他の参加者(やはりランダムに選ばれます)が投票して、最終的に多数決でブロックが決定します。
おわりに
アルゴランド(ALGO)が採用しているコンセンサスアルゴリズム=Pure Proof of Stake(ピュア・プルーフ・オブ・ステーク/PPoS)について、書いてきました。
その優位性について、次回続きを書いていこうと思います。
お読みいただいてありがとうございました。