AI × Crypto銘柄「レンダー(Render)」について④くりぷと知っ得情報4月1日号

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。
最近の暗号通貨の新興(トレンド)プロジェクトは、いくつかの「テーマ」ごとに盛り上がっています。
次のサイクルの大きなテーマと言われる「AIと暗号の融合」というテーマで、シリーズでAI関連銘柄「レンダー(Render)」について書いています。

🔶レンダー(Render)の概要と沿革
くりぷと知っ得情報3月11日号🔶レンダー(Render)プロジェクトの目的、レンダー(Render)とNVIDIAの関係
くりぷと知っ得情報3月18日号🔶レンダー(Render)のコンセンサスアルゴリズム
くりぷと知っ得情報3月25日号

 

今回は、レンダー(Render)のトークノミクスについて書いていきます。

トークノミクス(Tokenomics)とは?

トークノミクス(Tokenomics)とは、トークンの経済設計のことです。
具体的には、そのトークンがどのように発行され、使われ、価値が保たれるのか」という仕組みになります。
レンダー(Render)の目的は、世界中にある余っているGPU(画像計算用の高性能チップ)をネットワークでつなぎ、3DレンダリングやAI計算において、

誰でも利用できる分散型GPUクラウドを作ること

です。
その目的とトークノミクス(Tokenomics)=トークンの経済設計とは、密接な関係があります。

トークンの経済設計って?

暗号通貨プロジェクトでは、トークンの価値や持続性を保つために、あらかじめ「トークノミクス」と呼ばれる経済設計が作られています。
主に次の4つの要素が重要になります。

トークンの発行量

まず決められるのが、トークンの総発行量(供給量)です。

例えば、ビットコイン(BTC)は、発行上限が2100万枚と決まっています。

このように発行量に上限を設けることで、希少性を保ち、価値の安定につなげる設計が行われます。

一方で、上限を設けずに少しずつ増える設計にするプロジェクトもあり、それぞれ目的に応じて発行モデルが決められます。

トークンの使い道

次に重要なのが、そのトークンが何に使われるのかです。

例えば‥‥

🔹ネットワーク利用料の支払い
🔹サービスの決済
🔹ステーキング
🔹ガバナンス投票

などです。

Render Networkでは、トークンはGPUレンダリングの計算費用の支払いに使われます。

つまり、ネットワークが使われるほどトークン需要が生まれる仕組みになっています。

報酬の分配方法

ブロックチェーンでは、ネットワークを支える参加者に対して報酬の仕組みが設計されています。

例えば

🔹マイナーへの報酬(PoW:Proof of Work)
🔹バリデータへの報酬(PoS:Proof of Stake)
🔹ノード(ネットワークに接続された機器)運営者への報酬

などです。

この報酬設計によって、ネットワークに参加するインセンティブが生まれ、システムが維持されます。

供給のコントロール

最後に重要なのが、トークン供給をどうコントロールするかです。

これは、インフレ(インフレーション)、デフレ(デフレーション)の仕組みを鑑み、

🔹新しいトークンを発行することで、インフレにコントロール

🔹トークンを焼却することで、デフレにコントロール

といった仕組みです。

レンダー(Render)の総発行枚数(最大供給量)

レンダー(Render)の総発行枚数(最大供給量)は、 644,168,762枚です。
どうして、こんな細かい数字なの?
この細かい数字は、ランダムに決められたわけではありません。
これは プロジェクト開始時の配分設計(トークン配布)の結果として決まった数字です。
多くの暗号通貨プロジェクトは、「10億枚」「1億枚」など、キリのいい数字を最大供給量に設定することが多いですが、レンダー(Render)は少し違います。

具体的な枚数割り当て

Renderのトークンはプロジェクト開始時に、主に次のような用途に分配されました。

🔹ネットワーク運営・開発
🔹エコシステム支援
🔹投資家
🔹チーム
🔹コミュニティ報酬

それぞれに割合ではなく具体的な枚数が割り当てられ、その合計が「644,168,762 RNDR」になりました。

つまり、

最初に「配分」を決めた結果として、最大供給量が決まった

という構造です。

BME(Burn-Mint Equilibrium)

Render Networkは、BME(Burn-Mint Equilibrium)という独自のトークノミクスを採用しています。

そこには、レンダー(Render)のプロジェクトの特徴の一つ、「GPU計算マーケット」との関連があります。

次回は、このBME(Burn-Mint Equilibrium)と「GPU計算マーケット」との関連について、書いていこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。