大きく成長するカーボンクレジット市場とブロックチェーン技術⑦くりぷと知っ得情報(8月2日号)

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。
いよいよ8月です。
夏休みとはいえ、なかなか外に出かけるには勇気が入ります(笑)
先回から、カーボンクレジットについて書いています。
カーボンクレジットの取引制度と仕組については、こちら。
さて、今回は先回の続き、国同士、日本政府、地方自治体によるカーボンクレジットについて、進めていきましよう。
Jークレジット
J-クレジット制度は、先回もふれましたが、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
国により運営されており、Jークレジット制度により創出されたクレジットは、経団連カーボンニュートラル行動計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。
Jークレジット創出側のメリット
ランニングコストを軽減できる
省エネ設備を導入したり、再生可能エネルギーを活用することで、ランニングコストの軽減できます。
カーボンクレジットの売却益を得ることができる
設備投資した一部は、クレジットの売却益によって補うことができ、投資費用の回収、新たな省エネ投資に活用できます。
地元の企業との連携の強化
創出したクレジットが、例えば、地元の企業や地方公共団体に利用されるなど、地元での新たな連携(ネットワーク)の構築につながります。
企業内での意識改革
J-クレジット制度に参加することで、省エネの取組みが具体的な数値として共有することによる「見える化」と、企業内での取組み意欲の向上や意識改革につながります。
PR効果
自主的に温室効果ガスの排出削減や吸収プロジェクトを行うことで、地球温暖化対策への取り組みに対して積極的な企業、団体としてPRすることができます。
Jークレジット購入者のメリット
環境保全に貢献することをPR
クレジットを購入することで、日本各地の森林の保全活動や中小企業等の省エネ活動を後押しすることができます。
企業評価の向上
クレジット購入をPRすることで企業評価につなげることができます。
ビジネスチャンスの獲得
クレジット購入を通して構築された企業や地方公共団体との新たなネットワークを活用し、ビジネス機会の獲得や新たなビジネスモデルの創出につなげることができます。
Jークレジットの売買
Jークレジット制度のサイトで、購入方法(購入希望)向けの情報が掲載されています。
また、認証されたクレジットや、認証予定のクレジットの一覧も掲載されています。
Jークレジットの活用方法
Jークレジットの活用方法や活用事例についても、Jークレジット制度のサイトで、紹介されています。

おわりに
今回は、先回に続き、日本政府主導のJークレジットについて書きました。
次回は、民間主導のカーボンクレジットについて書いていきます。