大きく成長するカーボンクレジット市場とブロックチェーン技術②くりぷと知っ得情報(6月28日号)

クリプトスタディ(クリスタ)の水野です。

先回から、見出しにあるように、今後大きな市場になっていくカーボンクレジット市場とブロックチェーン技術をテーマに書いています。

先回の、くりぷと知っ得情報では、「カーボンクレジット」を捉える上で必要な時代の流れ=カーボンニュートラルという概念について、また、地球サミット〜京都議定書〜パリ協定という2050年を見据えた、「締約国会議(COP:Conference of the Parties)」の概略について書きました。

今回からは、カーボンクレジットを捉える上で、押さえておいた方が良いSDGsについて。

カーボンニュートラルに向けて、世界中の国で、さらに企業ベースで取り組む活動について、書いていこうと思います。

さまざまなところで見かけるSDGsのロゴ

テレビや新聞などのメディアだけでなく、街中でもSDGsのロゴを見かけることが多くなってきました。

ジャケットの下衿にSDGsのロゴマークをつけている人も多くいらっしゃいます。

SDGsは、Sustainable Development Goalsの頭文字を取ったものであり、日本語では「持続可能な開発目標」と表されます。

SDGsは2015年に国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として採択され、2030年を目処に社会問題の改善を目指すための世界共通の目標として設定されました。

地球全体に関わることを含んだ目標であり、国際社会の構成員である私たち全員が取り組んで解決しようという意図で、17の目標、169のターゲットが掲げられています。

例えば、気候変動や海洋汚染など一つの国では解決できない環境問題に国の壁を超えて真摯に取り組まなければ、私たちの住む地球を守れなくなります。

特に、企業がSDGsに取り組むことで、同じ目標を解決したい企業同士がつながり、事業機会が増えたり、顧客にサービスの付加価値を提供でき、企業のイメージアップにも繋がります。

売上などの財務的な指標だけではなく、社会にいかに貢献したのかを評価されるので、SDGsに取り組むことは企業が存続するために欠かせないことになります。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」

「2030年までに安価かつ信頼できるエネルギーを普及させる」と大きな目標を掲げている持続可能な開発目標です。

その、ターゲットについては、次のとおりになります。

SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」

地震、津波、台風、洪水など、多くの国が気候変動の深刻な影響を受け、目の当たりにしつつあります。

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」は気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取るための目標を指します。

そのターゲットについては、次のとおりになります。

「1-1」のように数字で示されるものは、それぞれの項目の達成目標、「1-a」のようにアルファベットで示されるものは、実現のための方法を示しています。

おわりに

今回は、SDGsの17の目標のうち、直接カーボンニュートラルと関わりがあるものとして、目標07「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」と目標13「気候変動に具体的な対策を」について、書きました。

しかし、SDGsはそれぞれ単独で成し得るものではなく、温暖化対策はSDGsのすべての目標の達成に何らかの形で関わっていると言えます。

次回は、さらに社会や企業の取り組みについて、企業が連携して今後達成するための認定制度について、書いていこうと思います。

お読みいただいてありがとうございました。